https://www.bbc.com/japanese/48932091

トランプ氏、「いかれた大使を英国に押し付けられた」  英外相は「無礼」と反発
2019年07月10日

イギリスのジェレミー・ハント外相は9日、アメリカのドナルド・トランプ大統領について、英首相と英国に対して「無礼だ」と批判した。

トランプ氏が同日、ブレグジット(イギリスのEU離脱)への対応をめぐって、テリーザ・メイ英首相のことを「独自の愚かな道」を進んだとツイートしたことを受けたもの。

トランプ氏は、サー・キム・ダロック駐米英国大使(65)についても「頭がいかれている」などとこき下ろした。ダロック氏は本国への極秘公電の中で、米政権を「無能」と酷評していたと報じられている。

英国と英首相への「無礼」

このトランプ氏のツイートを受けて、イギリスの与党・保守党党首選に立候補しているハント外相は、「友人というものはざっくばらんに話すものだ、だから私もそうする。(トランプ氏の)一連のコメントは、我々の首相や私の国に対して無礼であり、間違っている」とツイートした。
その上で、「米外交官は、自分の私見をマイク・ポンペオ米国務長官に報告しており、我々の外交官も同じことをしている!英米同盟は歴史上最も素晴らしい同盟だという大統領の意見には、私は賛成だ……」
(リンク先に続きあり)

ドナルド・トランプ米大統領(左)、テリーザ・メイ英首相(中央)、ジェレミー・ハント英外相(右)
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/15195/production/_107812468_hi054435149.jpg