家の近くに生えている草木でもいい。公園の木々でもいい。
近所に自然の緑があり、直ぐにみられる環境にあるだろうか?もしあるならラッキーだ。

そうした緑を見つめるだけで、体にあまりよくないものを食べたいという欲求や、お酒・タバコがどうにも欲しいという欲求が薄れるそうだ。
これまでの研究から、自然の中で運動をすると、そうした欲求が薄れるということはわかっていた。

だが、そうした効果は体を動かさなくても得られるようだ。
運動嫌いな人には朗報だ。

▼近所の緑が大切な理由

英プリマス大学などの研究チームが『Heath & Place』に掲載した研究は、「自然と触れ合うこと」「さまざまな欲求物質への欲求」「ネガティブな気分」との関係性を初めて調べたものだ。
研究では、ネットによるアンケート調査を使って、自然と触れ合ったときに欲求や気分にどのような影響が出るのかが調べられた。
特に焦点が当てられたのは、自宅周辺にある緑の割合、自宅から緑が見えるかどうか、庭を利用できるかどうか、公共の場にある緑に触れる頻度だ。

▼緑は欲望を抑制する効果

調査の結果、庭を利用できることは食欲やお酒・タバコへの欲求を抑え、それを感じる頻度も低下させることがわかった。
また自宅から見える景色の25パーセント以上が緑であると、それと同様の効果があることも判明した。

窓からの景色はコンクリートジャングルだよ!? というあなた。
もし今度引越しをする機会があったら、駅からの距離とか、近くにスーパーがあるかとか利便性ばかりではなく、窓から自然が見えるかなんてことも考慮しながら物件を選ぶといいかもだ。
また近所に公園があるのなら、お腹がすいたら公園へGO!だ。

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