https://mainichi.jp/articles/20190718/k00/00m/040/284000c

火の手、窓伝いに一気か 労働集約型で机ぎっしり 京アニ火災
毎日新聞 2019年7月18日 20時38分(最終更新 7月18日 20時43分)

 「京都アニメーション」第1スタジオの火災で、1階から燃え広がった火の手はあっという間に3階建てのビルを包み、犠牲者、被害者の大半は2、3階に集中した。日本火災学会長を務める早稲田大の長谷見雄二教授は「ニュース映像を見る限りだが、大きな窓がある南壁面の燃え方が激しいようだ。火の手は窓伝いに上層階へ広がった可能性がある」と分析する。

 耐火構造の建物の場合、1階で出火して消防隊が到着する前に3階まで延焼することはまれといい、長谷見教…
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