https://mainichi.jp/articles/20190718/k00/00m/030/048000c

米「核配備先」NATO関係機関サイトに一時掲載
毎日新聞 2019年7月18日 10時24分(最終更新 7月18日 10時42分)

 北大西洋条約機構(NATO)に加盟するベルギー、ドイツなど5カ国の基地に米国が計約150個の核爆弾を配備しているとして、具体的な基地名を挙げた文書がNATO関係機関のウェブサイトに一時掲載され、地元議員が政府に真偽をただす騒ぎとなった。ベルギー紙などが17日までに伝えた。

 文書では、航空機に搭載可能な核爆弾「B61」の配備先としてベルギーのクライネブローゲル空軍基地、ドイツのビューヒェル航空基地、オランダのフォルケル航空基地、トルコのインジルリク空軍基地などが挙げられた。その後、基地名抜きのものに差し替わった。(共同)