ウイルス性感染症「ヘルパンギーナ」 山口県が流行発生警報

 山口県は17日、県下全域にウイルス性感染症「ヘルパンギーナ」の流行発生警報を発令した。ワクチンや特効薬はないため、手洗いの徹底などを呼び掛けている。
 乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、発熱に続いて、のどの痛みや口の中に水疱(すいほう)ができる。まれに髄膜炎を引き起こすことがあり、早めの医療機関への受診を勧めている。県内では5月末ごろから発生件数が徐々に増え始め、第28週(7月8〜14日)に警報発令基準を超えた。

 手洗いのほかに、せきをする場合にハンカチなどで口を押さえ、タオルの共有をしないことも求めている。【祝部幹雄】

https://mainichi.jp/articles/20190718/k00/00m/040/100000c
毎日新聞2019年7月18日 11時46分(最終更新 7月18日 12時01分)