京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、現場近くに残された青葉真司容疑者(41)のものとみられる包丁は4、5本で、手提げかばんに入っていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 現場で溶けた着火剤の残骸が見つかったことも判明した。京都府警は、青葉容疑者がスタジオ1階でバケツに入った約10リットルのガソリンをまいた後、着火剤を使用して火を付けた可能性があるとみて捜査。放火に加え、複数の刃物なども予備的凶器として準備し、大量殺傷を図ったとみられる。

2019/7/21 17:15 (JST) 共同通信
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