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元秘書暴行の自民・石崎氏 パワハラ認め会見へ「ミス続いて感情的に」
毎日新聞 2019年7月24日 16時06分(最終更新 7月24日 16時06分)

 自民党の石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越ブロック=の元秘書への暴行問題を受け、自民党新潟県連は24日、新潟市中央区で記者会見を開き、石崎氏がパワハラを認め、近く会見を開いて説明する意向だと明らかにした。

 県連会長の高鳥修一衆院議員(新潟6区)らが23日に東京都内で石崎氏から直接聞き取りした。高鳥氏によると、石崎氏はネット上で公開された「バカ」や「死ね」という音声を自身のものと認め、「仕事のミスが続いたので感情的な言葉になった。パワハラだと思う」と答えた。だが誰に対して言ったかは覚えていないという。元秘書が県警に被害届を提出している暴行問題については「捜査に影響がありコメントできない」とだけ述べた。

 離党する考えの有無を県連側が尋ねたところ、石崎氏は「即答できない。今週中にけじめをつけたい」とやつれた様子で話したという。高鳥氏は「看過できない出来事。まずは公の場で本人から説明してもらい、県連としての対応を取りたい」と述べた。この問題では、党新潟支部が石崎氏に支部長の辞任を要請する方針を決めている。【南茂芽育】

自民党の石崎徹衆院議員
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