21日に行われた参議院選挙で、愛知県岩倉市の職員が、投票をしていない有権者を投票済みとして不正に処理していたことが分かりました。

岩倉市によりますと21日午後6時ごろ、岩倉市曽野町の投票所で投票管理者の男性職員(54)が交付機から出た状態の投票用紙1枚に気づきました。男性職員は受付を終えた有権者に渡しそびれたものと判断して、白票で投票箱に入れました。

その後、実際に投票所を訪れた人数より投票用紙が1枚多いことに気づいた男性職員は、行為の発覚を逃れようと別の職員に指示して、投票に訪れていない男性市民を投票済みとして虚偽の登録をさせるなどしました。

男性職員が翌日、自ら申し出て発覚しました。「気が動転していた」と話しているということです。

2019年7月25日 11:55
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