0001みつを ★
2019/07/27(土) 17:54:23.14ID:V6C6Rcq09瓦飛び窓ガラス割れる 帯状の地域に被害90件余 突風か 栃木
2019年7月27日 17時39分台風6号 被害
27日未明、栃木県佐野市で、住宅の屋根瓦が飛んだり窓ガラスが割れたりするなどした被害は90件余りに上り、宇都宮地方気象台は突風による被害とみて職員を現地に派遣し、詳しく調べています。
27日午前2時半ごろ、栃木県佐野市植上町の住民から「隣の倉庫から物が飛んできた」と消防に通報がありました。
佐野市によりますと、住宅の屋根瓦が飛んだり窓ガラスが割れたりするなどの被害は、27日の夕方までに90件余り確認されたということです。
けがをした人はいないということです。
被害が確認された場所は、北は佐野市浅沼町の東武佐野線の線路付近から、南は佐野市植下町の国道50号線付近までの南北およそ2キロにわたり、幅250mほどの帯状に集中しているということです。
宇都宮地方気象台によりますと、27日未明の佐野市の付近では大気の状態が不安定だったということで、気象台は突風による被害とみて、職員6人を現地に派遣して当時の状況を詳しく調査しています。
「どれくらいの強さか確認」
気象台の職員による調査は午前11時ごろから始まり、住民から当時の様子を聞き取ったり被害の様子をカメラで撮影したりしていました。
調査にあたっている宇都宮地方気象台の近田忠宏次長は「住民の話などからどのような気象現象がどれくらいの強さで起きたのかを確かめたい」と話していました。
調査の結果はまとまり次第、宇都宮気象台のホームページなどで公開する予定だということです。
気象台「大気の状態不安定 引き続き注意を」
宇都宮地方気象台によりますと、27日未明は、台風周辺の湿った空気が栃木県の上空に流れ込み、大気の状態が不安定だったということです。
このため気象台は栃木県内に雷注意報を出して、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけていました。
気象台は、しばらくは大気が不安定な状態が続くとして、引き続き注意を呼びかけています。
近所の女性「ふつうではない音で目が覚めた」
建物のひさしが落ちたという佐野市植上町の60歳の女性は「自宅で寝ていたら、ふつうではない音が聞こえて目が覚めた。朝、外に出てみると、建物のひさしが落ちていた。こうした被害は初めてなのでとても驚いている」と話していました。