28日未明、広島市中区にある大手飲食チェーン「なか卯」の店舗で、調理をしていた女性従業員2人が一時、意識がもうろうとなり、病院に搬送されました。
いずれも一酸化炭素中毒になったとみられ、その後1人は意識が回復しましたが、もう1人は意識不明の重体だということで、警察が詳しい状況を調べています。

28日午前3時前、広島市中区にある大手飲食チェーン「なか卯」の「広島西十日市店」で「従業員2人の体調が悪くなった」と店の男性従業員から消防に通報がありました。
この店は24時間営業で、警察によりますと、調理をしていた女性従業員2人が意識がもうろうとした状態で見つかり、病院に搬送されました。
血液の分析などからいずれも一酸化炭素中毒になったとみられ、このうち47歳の従業員はその後、意識が回復したということですが34歳の従業員はいまも意識不明の重体だということです。
当時、店の換気扇が作動していなかったということで、警察は換気不足が原因で一酸化炭素中毒になったとみて詳しい状況を調べています。

07月28日 12時36分
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190728/4000005047.html