【ワシントン共同】米民主党のナドラー下院司法委員長は28日、ロシア疑惑を巡りトランプ大統領の弾劾手続きを求めるかどうか、判断を急がない考えを示した。
政権奪還を目指す大統領選を来年に控える中、選挙戦の争点として明確に位置付けるため、早期の決断を要求する声が民主党内で出ていた。CNNテレビに出演し答えた。

ナドラー氏は、疑惑捜査を指揮したモラー元特別検察官による24日の初の議会証言により、トランプ氏が司法妨害などの違法行為に関与したことが明白になったと指摘。

弾劾手続きについては「国民に示すのに十分な証拠を集められるかどうかだ」と強調した。

共同通信
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