北方領土の国後島への飛行を疑似体験できるフライトシミュレーターが中標津空港に登場し、体験するイベントが行われました。

このフライトシミュレーターは、北方領土の国後島を身近に感じてもらおうと、中標津町と空港ビルの管理会社が設置し、28日、中標津空港の出発ロビーで体験イベントが行われました。
疑似体験できるのは、中標津空港と国後島を結ぶルートのほか、町内の展望スポットの開陽台や摩周湖の上空から中標津空港に着陸する3つのルートで、いずれも6分間です。
体験した人は操縦に苦戦しながらも、国後島の自然や根室海峡などの風景を楽しんでいました。
体験した52歳の男性は「面白かったけれどとても難しかったです。国後島へのフライトはすごくいいアイデアだと思いました」と話していました。
中標津空港に設置されたこのフライトシミュレーターは来月1日から、1回300円で体験できるということです。

07月28日 19時44分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190728/7000012261.html