https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48000020R30C19A7000000/

アップル、3四半期ぶり増収 4〜6月
2019年7月31日 5:40

【シリコンバレー=白石武志】米アップルが30日発表した2019年4〜6月期決算は売上高が前年同期比1%増の538億900万ドル(約5兆8400億円)だった。主力の「iPhone」は中国の販売不振で減収が続いたが、アプリ配信などのサービス部門などの伸びで補い、3四半期ぶりに増収となった。

iPhoneの販売減などが響き、最終利益は13%減の100億4400万ドルと3四半期連続の減益となったが、1株当たり利益は2.18ドルと事前の市場予想(2.09ドル前後)を上回った。市場の想定よりも業績回復が進んでいるとの期待から、30日の米国市場の時間外取引でアップル株は終値を上回って推移している。