https://s.kyoto-np.jp/politics/article/20190731000106

除草剤「害あるのでは」と苦情50件以上
滋賀・彦根で散布延期

 滋賀県彦根市は、同市金亀町の金亀公園で予定していた除草剤の散布について、市民から苦情が寄せられたとして当面見合わせることを31日までに決めた。

 市都市計画課によると、29日から同公園の多目的競技場や野球場など5カ所で除草剤をまく予定だったが、現場に設けた告知用の掲示板を見た市民から「利用客に害があるのでは」「雨が降って琵琶湖に流れたらどうする」などと電話やメールで50件以上の苦情が市に寄せられたという。

 使用予定だった除草剤は米企業が開発し、有効成分と発がんとの関連が一部で報じられている。同課は「市民からの指摘に配慮し、違う商品を散布することも含めて対応を検討する」としている。

2019年07月31日 19時04分配信