NHKの政見放送で「不倫SEX」と連呼したのは「有権者の興味を引くためには絶対に必要なことでした」と語る立花孝志氏
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今、永田町で最もホットな議員の独占インタビュー。「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏とはいったい何者なのか? その素顔に迫る

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「N国」は7月の参院選比例区で1議席を得た。年金や教育制度など国政に関する考えはほとんど示さず、ひたすら繰り返したフレーズは「NHKをブッ壊す」。それでも選挙区で約3%の得票率、およそ99万票を獲得し、元NHK職員の立花氏は一気に注目された。だが同氏のこれまでの半生については、あまり知られていない。以下は、立花氏との一問一答だ。

■高校時代は3ヵ月で400万円稼ぐパチプロ

――大阪の泉大津市出身ですが、どんな家庭で育ったんですか。

「両親がほとんど家にいない、寂しい家庭で育ちました。団地で一人ぼっち……。父親も母親も不倫していて、いつも浮気相手と一緒にいたんですよ。父親は普通のサラリーマンでしたが、たまに家にカネを置きに帰ってくるとスグに出て行ってしまいました」

――兄弟はいないんですか。

「3歳年上の姉がいます。ただ暴力的でね。よく殴られていました」

――生活費は足りていた?

「まったく足りませんよ。毎日、生きるのに必死でした。小学5年生から新聞配達のバイトをして何とか生活していましたが、ある日小学校の教室でぶっ倒れたんです。いきなり目の前が真っ白になってね。栄養失調でした。さすがにマズいと思ったのか、それから両親は家にいるようになりました。ただ二人とも、家でちっとも口をきかない。寒々とした雰囲気の家庭でした」

――中高時代は部活などしていたんですか。

「何もしていません。毎日ケンカばかり。その後、偏差値30台の公立高に進学しましたが、高校でも部活には入りませんでした。実家にいるのがイヤで風呂ナシ便所ナシの独り暮らしを始めたんですが、学費も家賃も払う余裕がなかったんです。ホンマにカネがなくてね。バイトばかりしていた。早朝3時に起きての新聞配達、ガソリンスタンド、祖父がやっていた淡路島と大阪を結ぶ観光船のキップ切りなど、いろいろやっていましたよ。それでも生活できなくてね。空いた時間にやっていたのはパチンコです。3ヵ月で400万円ほど稼いだこともあります。もうパチプロですよ。ガラの入ったシャツにサングラスをかけ、チンピラのような格好で街を歩いていました」

――いわゆる不良だった?

「はい。でも学校の不良グループとは一線を画していました。幼い頃から苦労してきたからか、同年代が幼稚に見えたんです。自分で言うのもナンですが、地頭は良かったと思います。勉強は試験前しかやりませんでしたが、成績は常に学年トップでしたから」

――NHKに入ったキッカケは?

「学校の先生に勧められたんです。和歌山放送局に採用枠があると」

――NHKに入りたかったんですか?

「う〜ん。後づけかもしれませんが、子どものころからNHKの受信料に疑問を持っていたのは事実です。『なんで他のテレビ番組は無料で見られるのに、NHKだけ受信料を払わないとアカンのやろ』と。NHKに入局してみると、その受信料で飲み会するわ、不倫相手とSEXするわ、ムチャクチャです。人様から半強制的に受信料をもらっているなら、他の組織以上に襟を正すのが当然でしょう。子どものころからカネに苦労していたので、不正は許せませんでした。これはおかしいと内部告発すると、謝るどころ事実を隠す、知らばっくれるのオンパレード。私は懲戒処分を受け、’05年にNHKを退職しました。最初は既成政党にNHKの改革を期待していたんですが、まったく動く気配がない。だったら自分でやろうと、’13年に『N国』を立ち上げたんです」

――現在、応援してくれるご家族はいる?

「バツイチで、今は独り身です……。26歳になる娘がいますが、私が参院選に当選すると『お祝いに食事をごちそうする』と言ってくれました。子どものころイジめられた姉とも、現在は仲いいですよ。私が中学2年の時にケンカになり、姉を投げ飛ばしたことがあるんです。以来、イジメはピタリと止まった。もう力ではかなわないと感じたんでしょう。今回も『おめでとう』と連絡をもらいました」

――今後の目標は?

「私ができるのはNHKを改革することだけ。それが実現できれば、議員をやめます」(続きはソース)

7/29(月) 16:18配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190729-00010007-friday-pol