山形県酒田市の花屋で、30年に一度しか咲かないという珍しい花が咲き、話題となっている。

その花の名前は「リュウゼツラン」。中南米が原産で「テキーラ」の原料としても知られる。花店「ロータスガーデン」店主・畠山秀樹さんが15年ほど前に知人から譲り受け、育てていたところ2日、初めて花が咲いた。黄色い花は、開花を待っていたかのように力強く咲き、背丈もぐんぐん伸び続けている

中南米では、リュウゼツランの茎を3回こすると幸運が訪れるという言い伝えがあり、近くのデイサービスを利用する女性たちが健康への願いを込めて触っていた。

(女性)

「すごい花に巡り合った。病気をしているが、急に良くなるような気がする」

(ロータスガーデン・畠山秀樹さん)

「この植物を見られる機会はそんなにない。花が枯れて朽ちていくところまでしっかり見てもらえるといいと思う」

この「リュウゼツラン」、あと10日ほど楽しめるという。

2019年8月3日 土曜 午後6:46
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