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「PCー8001」登場40年 当時の担当者が思いを語る
NHK 2019年8月5日 17時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190805/k10012022591000.html

家庭用の本格的なパソコンが登場して、ことしで40年。東京都内で記念のイベントが開かれ、当時の担当者がパソコン開発の背景を振り返りました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190805/K10012022591_1908051739_1908051744_01_03.jpg

イベントは中国のレノボグループの傘下にある「NECパーソナルコンピュータ」が都内で開きました。

ことしは、家庭用の本格的なパソコン、NECの「PCー8001」が1979年に発売されてから40年になります。

当時、コンピューターはパーツを購入して自分で組み立てなければならず、限られた愛好家や企業の間でしか使われていませんでしたが、完成品として発売されたこの製品をきっかけにパソコンが一般家庭に広がりました。

イベントでは、当時パソコン事業を担当した渡辺和也さん(88)が「当時は情報化社会の初期段階、揺らん期で、パソコンを求める声が世の中で急速に高まっていた」と、開発の背景を振り返りました。

会場では歴代のモデルが展示されたほか、「PCー8001」本体をイメージした記念のノートパソコンなどが披露されました。

国内のパソコン市場はスマートフォンの普及などに伴って縮小する傾向にあり、このところ国内メーカーの事業からの撤退も相次いでいます。

渡辺さんは「40年を迎えるのは感無量です。これからの時代、スマホとの違いをさらに打ち出していくことで、パソコンがさらに普及してほしい」と話していました。

●40年で性能は大幅に高く

この40年でパソコンの性能は大幅に高くなりました。

NECパーソナルコンピュータによりますと、メモリと呼ばれる一時的に記憶できる容量は、「PCー8001」が32キロバイトで、今の一般的な16ギガバイトのノートパソコンと比べると、およそ50万分の1だということです。

またCPUと呼ばれるパソコンの心臓部にあたる半導体の処理速度で見ると、「PCー8001」は今の一般的なノートパソコンと比べるとおよそ1000分の1だとしています。

価格で見ると、「PCー8001」は本体だけで16万8000円で、今の一般的なノートパソコンの価格帯の10万円から15万円と単純比較すると、割高だったことがわかります。

●国内パソコン出荷台数 減少の流れ止まらず

(略)

●「楽しかった経験を今の子どもたちに」

(略)

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