自民党は大企業から潤沢な政治資金を集める。その政治資金に
ものをいわせてプロパガンダに励み、 「民主党政権は
悪かった」 という Single Issue をお題目のように唱える。
N国党よりも徹底している。これは見事に功を奏し、いわゆる
「バンドワゴンおっかけ世代」 を一網打尽に引き寄せた。
しかし10年ひと昔というとおり、この Single Issue は
そろそろ飽きられてきた。

野党側の立憲民主党と国民民主党は労働組合を基盤とする。
その労働組合は大企業の正規労働者よりなる。非正規労働者は
含まない。そのため、その正規労働者が所属する大企業に
とって不都合な政策はとれない。時代の変化を読めない
政党はじり貧となり、やがて終末を迎える。まさに過去に
存在した民主社会党のように。

政権党と野党との隘路をついてきたのがれいわ新選組である。
今後 「バンドワゴンおっかけ世代」 が乗り換えると、
地滑り的大変動が起こる。