香川県三豊市で10日午後、海水浴に来ていた35歳の女性が、沖に流された7歳のおいを助けようとしておぼれ、死亡しました。

10日午後2時前、三豊市仁尾町にある父母ヶ浜海水浴場の約500メートル沖合で、男の子が女性の体をつかんで助けを求めているのを、近くを通りかかったプレジャーボートの男性が見つけました。

2人は男性に救助され、このうち女性は意識不明の状態で病院に運ばれ、約3時間後に死亡が確認されました。男の子にけがはありませんでした。

警察によりますと、死亡したのは高松市の35歳の女性で、7歳のおいと11歳のめいを連れて海水浴をしていたところ、おいが浮き輪のまま沖に流されたため、助けようとして海に入り溺れたということです。警察が当時の状況を詳しく調べています。

2019年8月10日 18時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190810/k10012031121000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190810/K10012031121_1908101821_1908101824_01_02.jpg