https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190811/k10012031471000.html

10日、新潟県関川村で、ランニングバイクと呼ばれるペダルのない二輪車に乗っていた
4歳の男の子が崖から落ちて大けがをし、助けに向かった男性が転落して死亡しました。
ランニングバイクをめぐっては、子どもがけがをする事故が増えているとして、消費者庁が注意を呼びかけています。

10日午後6時前、新潟県関川村湯沢で、近くに住む4歳の男の子が道路脇の崖からおよそ20メートル下に転落し、
顔の骨を折るなどの大けがをしました。

近くにいた大工の須貝秀之さん(54)が助けに向かいましたが、途中で落ちてしまい、頭を強く打って死亡しました。

警察によりますと、男の子はランニングバイクと呼ばれる遊具に乗っていたということです。

現場は緩い坂道で、崖側にガードレールなどはなかったということで、警察は詳しい状況を調べています。

一方、ランニングバイクはペダルがなく、地面を蹴って走る子ども用の二輪車ですが、ブレーキがついていないものがほとんどで、
消費者庁によりますと、転倒などでけがをする事故が増えているということです。

このため、消費者庁は先月、保護者に対し、子どもがランニングバイクに乗る際は、ヘルメットを着用させるとともに、
目を離さず、道路や坂道では走らせないよう注意を呼びかけています。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190811/K10012031471_1908110118_1908110120_01_02.jpg