【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は9日、環境保護のためには人間が大便を控えるべきだと「妙案」を示した。ボルソナロ政権は「経済開発と環境保護の調和」を提唱している。しかし、アマゾン熱帯雨林消失のペースは加速しており、環境団体からは「保護をないがしろにしている」と批判を受けている。

 ボルソナロ氏は、環境保護に関する記者団からの問い掛けに「(環境のためには)少し食べるのを控え、大便を毎日ではなく1日置きにとどめるだけでいい。そうすれば生活もずっと良くなる」と返答。農地開発のための森林伐採と、ふん尿汚染の問題解決につながると冗談めかした。
2019年08月10日09時09分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019081000232&;g=int