第二次大戦末期においては日本、日本軍は中国大陸で日本軍と対峙していた国民党軍、中国
の立場と同じである。少なくともアメリカにおいてはそうだった。
原爆投下を防ぐには、降伏すればよかった論を中国に当てはめるなら、南京事件(実相はどうあれ)を
防ぐには、「早く降伏していれば防げた」という見方も成り立つと思うが、日本でこれを言う論者を
すくなくともマスメディアで見ることはない。

敗戦の経験から成立した先制降伏論(9条思想)からの歴史観戦争観から外国政府の決定を
評価することがない。なぜだろう?