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全国の原発で保管されている使用済み核燃料約1万5200トンのうち、6割以上が金属製の専用容器で空冷する
「乾式貯蔵」になる可能性があることが電力各社への取材で14日、分かった。現在はプールでの貯蔵が大半だが、
原発施設内などにあるプールの容量は限界に近づきつつある。各社は保管場所確保に向けて乾式貯蔵施設の
導入を進めており、計画では最大で1万トン程度が収容可能となる。

電気で水を循環させて燃料を冷やすプールより、乾式貯蔵は安全性が高いとされる。ただ乾式貯蔵でも、
燃料の将来的な扱いは見通せず、保管の長期化は避けられない状況で、地元では不安の声がある。


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