クラーク像に幻の右手
Daily sports 2019.08.15(Thu)
https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2019/08/15/0012609496.shtml

 右手で遠くを指すポーズで知られる札幌観光のシンボル、クラーク博士の銅像に、指の形が異なる右手の試作品が残されていたことが分かった。
銅像があるさっぽろ羊ケ丘展望台で6月から展示されている。

 見つかったのは手首から先の部分で、大きさは約60センチ。
石こうとポリエステルでできており、指を軽く開いた実物と異なり指がくっついている。

 銅像は1976年に設置された。
制作した彫刻家の坂坦道氏(20〜98年)の長女、加藤和何子さん(65)=札幌市=が、
約10年前に坂氏のアトリエを片付けている際に見つけ保存しており、
ことし1月、展望台を管理する札幌観光協会に寄贈した。

◇さっぽろ羊ケ丘展望台のクラーク博士の銅像=2日、札幌市
https://i.daily.jp/society/human_interest/2019/08/15/Images/12609517.jpg