NHKから国民を守る党の公認候補として、4月の兵庫県西宮市議選で初当選した河本圭司氏(53)が、7月に開かれた市議会建設常任委員会を無断欠席し、大石伸雄議長から口頭で厳重注意をされていたことが15日、分かった。河本市議は「党の選挙応援があり、失念した。議員としてあってはならないこと」と謝罪した。

河本市議は7月29日午前10時からの建設常任委を届けがないまま欠席。市議会事務局職員が携帯電話に連絡したがつながらず、午後4時ごろに折り返しの電話があった。大石議長は翌30日に河本市議を呼び出し、「忘れていたでは通用しない」と注意した。

河本市議は取材に、欠席した当日は千葉県柏市議選に立候補した同党公認候補の選挙を手伝っていたと説明。「本職がおざなりになってしまった。細心の注意をする」と話した。

河本市議は4月21日投開票の西宮市議選(定数41)で、立候補した56人中10番目となる3242票を得て初当選。会派に属さず、無所属議員として活動している。

8/15(木) 21:43
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