https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/k10012037591000.html

北陸や東北の日本海側では「フェーン現象」の影響で気温が上がり、秋田県では、すでに気温が36度を超える猛烈な暑さとなっています。
日本海側を中心に各地で猛暑日となる見込みで、熱中症に警戒してください。

気象庁によりますと、北陸や東北の日本海側では山を越えて暖かい風が吹き降ろす「フェーン現象」が起き、
午前6時半までの最高気温は、秋田県にかほ市ですでに36度5分に達し猛烈な暑さとなっています。

15日は台風10号の周辺から暖かい空気が流れ込んだ影響で、新潟県と山形県、それに石川県で、最高気温が40度を超えたほか、
新潟県糸魚川市では朝や夜も気温の高い状態が続き、一日を通しての最低気温は31度3分と、最低気温としては国内で過去最高となりました。

これから各地で気温が上がり、埼玉県熊谷市や新潟県上越市で36度、富山市や鳥取市などで35度と猛暑日が予想されています。
こまめに水分を取るほか、冷房を使うなどの対策を取って、熱中症に警戒してください。

また、土日も気温が高く、17日の最高気温は、
▽埼玉県熊谷市で38度、
▽甲府市で37度、
▽東京の都心で36度、
▽名古屋市や京都市で35度と予想されています。

18日も猛烈な暑さが続く見込みで熱中症に警戒が必要です。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/K10012037591_1908160756_1908160756_01_02.jpg