連休明けのあす19日 傘は大きめのものを
樋口 康弘日本気象協会 本社樋口 康弘 2019年08月18日18:43
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連休明けのあす19日は、西から天気が下り坂。お出かけには雨傘が手放せません。場所によっては大きめの傘が必要な所もあります。

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・朝の通勤時 西ほど大きい傘を
・お帰り時 雨域拡大 傘忘れずに
・「非常に激しい雨」「激しい雨」とはこんな降り方

●朝の通勤時 西ほど大きい傘を

あす19日、朝6時〜9時の段階で南西諸島と九州から関東にかけて雨の降る所があります。特に低気圧が停滞する南西諸島と九州南部では活発な雨雲やカミナリ雲がかかり、激しい雨の降る所がありそうです。この方面では外出時は大きめで丈夫な傘が良さそうです。一方、東北と北海道は、日本海側で晴れて、湿った空気が流れ込む太平洋側は雲が多いでしょう。

●お帰り時 雨域拡大 傘忘れずに

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19日夜は雨の範囲が拡大します。九州から関東にかけて広く雨が降り、東北でも所々で雨雲がかかる予想です。特にこの時間帯は関東、東海、北陸で強い雨や激しい雨の降っている所が多く、局地的に非常に激しく降りそうです。カミナリの鳴ることもありそうですので、お帰りの際は、tenki.jpで雨雲の動きをよくご確認ください。一方、北海道は夜は雲が多くなりますが、雨は山沿いの一部に限られそうです。

●「非常に激しい雨」「激しい雨」とはこんな降り方

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激しい雨とは1時間に30ミリ以上(50ミリ未満)の雨で、バケツをひっくり返し、道路が冠水し川のようになるレベルです。さらに非常に激しい雨だと1時間に50ミリ以上(80ミリ未満)で、滝のようにゴーゴーと降り、差している傘は全く役に立ちません。

連休明け早々、あす19日は広い範囲で雨が降り、場所によっては「激しい雨」「非常に激しい雨」となりますので、十分に御注意下さい。