広島県警本部長離任会見 中央署窃盗事件未解決は「遺憾」
8/19(月) 20:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000008-tssv-l34


20日付で警察庁へ異動する広島県警のトップ・石田本部長が、19日、離任会見を開き、中央警察署の高額窃盗事件が未解決であることに改めて遺憾の意を表しました。

【広島県警・石田勝彦本部長】
「広島中央警察署の問題については解決に至っておらず、その点については大変残念」
広島中央署の会計課の金庫に詐欺事件の証拠品として保管されていた現金8572万円が何者かに盗まれる事件が発覚しました。
捜査関係者によりますと、同僚などから多額の借金を繰り返し事件発覚後に死亡した30代の男性警察官が関与した疑いがあるとして慎重に捜査していますが、事件発覚から2年3ヶ月が経過したきょうまでに未だ解決には至っていません。
【広島県警・石田勝彦本部長】
「関係者の処分や被害金の補填に向けた準備等、それぞれの対処すべき課題に一つ一つ取り組んできたわけであります。捜査が終わっていないということにつきましては本当に残念に思っております」
また、死亡した男性警察官を書類送検する可能性については明言を避けました。
【広島県警・石田勝彦本部長】
「その都度、色々な関係機関と相談したりということはあるわけですけども、特定のということについては申し上げられない」
石田本部長の後任には警察共済組合本部事務局長の鈴木信弘氏が就任します。