2019年08月27日07時35分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082700250

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は26日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が、息子と共に米国でシリコンバレーの新興企業などに投資するビジネスを手掛けていたと報じた。
銀行取引や電子メールの記録、20人以上の関係者の話などを基に、同被告が中東オマーンの販売代理店などを介して日産の資金を流用した疑いがあると伝えている。
同紙によると、ゴーン被告らは2015年、米東部デラウェア州に投資会社「ショーグン・インベストメンツ」を設立。
当時、シリコンバレーの投資家の下で働いていた息子から助言を得るなどして、配車サービス会社など45社以上に出資した。
15〜18年の出資額は約1200万ドル(約13億円)に上り、出資企業の評価額は今年初めに計1900万ドル(約20億円)を超えたとされる。

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告
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