気象庁によると、佐賀県など九州北部で大雨になったのは、東シナ海から暖かく湿った西風が秋雨前線に向かって流れ込み、猛烈な雨を降らせる積乱雲が並ぶ「線状降水帯」が生じたためだ。前線は29日まで停滞する見通しで、同庁は「九州北部だけでなく、全国的に大雨が降る可能性がある」と注意を呼びかけている。

 秋雨前線は、九州の北側の日本海から関東北部を横切る形で太平洋側に延びている。ここ数日は南下する動きを見せていたが、日本列島の南側の海上にある太平洋高気圧の影響で動きが停滞したという。

 線状降水帯は、2017年7月に福岡県や大分県の一部地域が記録的な大雨に見舞われた九州北部豪雨でも確認されている
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