震災と原発事故で出た廃棄物を楢葉町の工事現場に不法に埋めたとして、北海道の会社員の男が逮捕されました。
放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道旭川市の会社員金子重雄容疑者(71)です。
金子容疑者は、おととし2月、楢葉町前原の橋梁工事現場に、震災と原発事故で出た原動機付き自転車や廃プラスチックなどの廃棄物350キロあまりを不法に埋めた疑いが持たれています。
去年11月に県の富岡土木事務所から警察に相談があり、事件が発覚しました。
警察は、「捜査に支障がある」として金子容疑者の認否を明らかにしていませんが、余罪や共犯者の有無についても慎重に調べを進めています。

2019/08/28 (水)
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