高齢者運転免許 車種限定? 実車試験? 警察庁がアンケート実施へ
9/3(火) 19:43配信

高齢ドライバーの交通事故対策を検討している警察庁の有識者会議は3日、
全国の計4000人を対象に運転免許制度の見直しに関するアンケートを今月行うことを決めた。

会議では@衝突被害軽減ブレーキなどを搭載した「安全運転サポート車」に限定する免許の創設
A免許更新時に運転技能を確認する実車試験の導入――などを検討している。
アンケート結果を参考に、今年度内に対策案を取りまとめる。

アンケートは10代以上が対象で、インターネット調査会社に2000人分を委託。
また、各地の教習所で70代以上が受講する高齢者講習などで、2000人を目標に協力してもらう。
警察庁のホームページでも回答できる。

現行の免許制度を見直す必要性の有無を聞くほか、取るべき対策について
「一定年齢以上は免許を持てないようにする」「運転リスクが高い人は免許の更新をできないようにする」
などの選択肢を示し回答してもらう。限定免許は「サポートカーなど運転できる車の種類を制限」
「運転できる地域や時間帯を制限」など、具体的にどのような制度がふさわしいかを尋ねる。

警察庁は「なるべく多くの国民の意見を聞き、制度設計を進めたい」としている。【佐々木洋】

9/3(火) 19:43配信 毎日新聞
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