0001ガーディス ★
2019/09/04(水) 06:25:14.84ID:y3AInUA79センターは野外で繁殖したり、捨てられていた犬猫の引き取り業務を県内各地の保健所などから引き継いだ。
この半年間(2月17日〜8月16日)で引き取った猫は1688匹(犬は290匹)。昨年度は1年間で1820匹(同633匹)で、今のペースだとその1・5倍ほどになりそうという。
極端な増加について、センターは「保健所は殺処分されるイメージがあるのに対し、センターは助けてくれると思うのではないか」とみている。
確かにセンターは犬猫の譲渡促進を担っているものの、猫については難しい実情がある。収容できるのは最大100匹。譲渡会を開くと新しい飼い主が見つかりやすい犬と比べてニーズが少ない。これまでの譲渡数は106匹(元の飼い主に返した5匹を含む)となっている。
健康状態が良くなかったり人慣れしにくいため譲渡に向かない野良猫も多く、やむなく殺処分したのは1356匹。3年連続で2千匹を下回っていたが、本年度は上回る可能性がある。
センターは「殺処分を減らすには、繁殖につながる人間の無責任な行為を減らすことが欠かせない」と強調。具体的には▽野良猫に餌を与えない▽不妊・去勢手術をする▽室内飼いをする―などを求めている。
佐伯久所長は「命を守るため譲渡には一層力を入れる。県民には動物との正しい関わり方も考えてほしい」と話している。
<メモ>
おおいた動物愛護センターは県と大分市が共同で設置した。飼い主に対して動物の正しい飼い方を指導したり、愛護意識を高める活動などもしている。西部、北部の両保健所は犬猫の引き取り業務を継続しており、持ち込まれた後はセンターがまとめて管理している。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/08/31/JD0058433479l