8年前、東京 中野区の路上で20代の女性を脅して性的な暴行を加えたとして、警視庁は刑法が改正される前の容疑を適用して当時19歳の男を逮捕しました。現場の遺留物と男のDNAが一致したということです。調べに対し容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、神奈川県座間市の当時19歳の男です。

警視庁によりますと、平成23年7月の深夜、東京 中野区の路上で20代の女性にカッターナイフを突きつけて「抵抗するな。のどを切り裂いてもいいのか」と脅し、性的な暴行を加えた疑いが持たれています。

警視庁は刑法が改正される前の容疑を適用して逮捕しました。

警視庁によりますと、2人に面識はなく、男は女性に対し「かわいいね」と声をかけながら300メートルほどつきまとい、近くの建物の敷地内に入ったところで事件を起こしたということです。

その後、男の足取りはわからなくなっていましたが、数年前に別の事件で逮捕され、被害者の女性の衣服に付着していた遺留物と男のDNAが一致したということです。

調べに対し「記憶にありません」と容疑を否認しているということです。

2019年9月5日 12時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190905/k10012064631000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003