茨城県八千代町平塚の民家で、住人の大里功さん(76)が刺殺され妻の裕子さん(73)が腹などを刺されて重傷を負った事件で、指紋と同様、
事件の際、重要な証拠となる「足紋」の一部が現場で複数確認され、裕子さんに対する殺人未遂容疑で逮捕されたベトナム国籍の農業実習生、
グエン・ディン・ハイ容疑者(21)のものと一致していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は、ハイ容疑者が大里さん方の無施錠の部分から靴を脱いで侵入し、就寝中の夫婦を襲ったとみて捜査している。ハイ容疑者は裕子さんへの
殺人未遂容疑や大里さん殺害への関与を否認している。

 大里さん夫婦は8月24日午前3時15分ごろ、自宅で血を流して倒れているのを次男(42)に発見された。大里さんは胸など十数カ所、裕子さんは
腹など数カ所を刺されていた。

産経新聞
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