※さつまいも煮だ

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の尹道漢(ユン・ドハン)国民疎通首席秘書官は5日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定について事実ではない内容を放送したとして、在日本韓国大使館がNHKに抗議したと明らかにした。

NHKの「クローズアップ現代」は先月27日、GSOMIA問題を議論するため22日に開かれた韓国の国家安全保障会議(NSC)で、協定延長を主張した出席者が4人、破棄を主張したのが3人だったと伝えた。また、最後は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が破棄を決断したと報じた。

尹氏によると、大使館の公使参事官や文化広報官が今月3日にNHKを訪れ、報道局の国際局長らと面会して抗議し、再発防止を求めた。「事実に基づかないNHKの報道が国内メディアに引用、報道され、両国間で不必要な誤解が生じた状況に対し懸念を表明した」という。

NHK側は「韓国政府の抗議を内部で共有し、今後の取材時に事実関係の確認などを徹底する」と回答したという。

青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官は先月29日の会見で報道を否定し、この報道を引用して報じた大手紙・朝鮮日報の報道に対しても「外国メディアのフェイクニュースをうのみにした」と批判していた。

一方、青瓦台は毎日新聞が盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長と金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が日本の経済報復への対抗カードが必要と主張し、GSOMIAの終了が決まったと報じたことに関しても事実ではないと強調した。

尹氏は「徹底した事実(確認)に基づいた報道を求める」と述べた。

2019.09.05 17:11 聯合ニュース
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