子どもへの虐待で38歳父親逮捕 10代の兄弟霊園に置き去りに 札幌市
9/7(土) 22:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00000003-hokkaibunv-hok

 9月5日夜、札幌・清田区の自宅で、10代の兄弟2人の背中などを、プラスチック製のバットで殴りケガをさせたとして、38歳の父親が逮捕されました。

 2人は6日深夜、札幌市郊外の路上に置き去りにされていたところを、車で通りがかった女性に保護されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌・清田区の会社員の38歳の父親です。

 父親は9月5日午後10時30分ごろ、自宅で10代前半の姉と弟の背中や臀部を、プラスチック製のバットで複数回殴り、ケガをさせた疑いが持たれています。

 2人は、背中に打撲などの軽いケガをしましたが、命に別条はありません。

 6日深夜、札幌・南区の滝野霊園近くの路上に、2人でいたところを車で通りがかった女性に発見され、7日午前0時すぎ、北広島市内の交番まで送り届けられ保護されました。

 その後2人は警察官に対し、「父親に置き去りにされた」と話していて、その後の調べで、背中などに打撲などの痕があったため、父親などから事情を聞いたところ、暴行を認めたため逮捕されました。

 警察の調べに対し父親は、子どもが塾をさぼり、ゲームを学校へ持ち込んだりしていたとの趣旨の話をしていて、「しつけの一環のつもりでやった。」などと、供述しているということです。

 警察は、母親からも事情を聞くとともに、継続的な虐待がなかったかなど、調べるとしています。