Googleマップの進化が止まらない。ルート案内にライドシェアやシェアバイクが登場

author 中川真知子
Googleマップの進化が止まらない。ルート案内にライドシェアやシェアバイクが登場
Photo: gary718 Shutterstock.com
徒歩のときはGoogleマップが最強、運転するときはWaseがベストだけど。

Googleマップが、交通案内にライドシェアと自電車のオプションを追加して、行き先までの移動手段の選択肢を増やしたとThe Vergeが伝えました。

使い方ですが、Googleマップで道順を検索して「transit(乗り換え)」をタップするだけ。そうすると、ライドシェアのオプションが表示されます。ライドシェアの価格や、待ち時間、渋滞具合なんかも教えてくれる親切仕様。ライドシェアが気に入れば、自転車専用ルートや交通機関についての情報も見ることができます。

日本だとライドシェアの地域が限られているので、とりあえずサンタモニカの我が母校を桟橋からルート検索して試してみました。

gmap
画面上の菱餅みたいなアイコンをタップすると、「Transit」が表示されます。すると、ライドシェアも表示されて…4〜5ドルでいけるのがわかりました。
Screenshot: 中川真知子/Image: Shutterstock
これ、いいですね。私が学生だった頃は車かバスでしたが(徒歩とか危険すぎる。でもバスの中でもエアガンで後ろから撃たれたことあるから安全とは言えん)、今はスクーターが選択肢に出てくる。しかも利用料は4ドル程度。

慣れ親しんだ場所より、むしろ旅行先とかの方が頼りになりそう。目的の観光地までちょっと遠いけど、タクシーを使うべきか、いっそ諦めてしまうか悩む時があるじゃないですか。タクシーにとっては近距離すぎて乗車拒否されたりすることもありますし。そういうときに、ライドシェアや自転車の選択肢を出してくれるのは嬉しい。

Googleマップは今夏にも公共の移動手段の混み具合を事前に確認できる機能を追加したばかりですし、便利の追求が止まりません。

ちなみに、Googleさんによると、ライドシェアとの複合ナビはiOSとAndroidの両方でロールアウトされているとのこと。自転車に関してはiOSが今日からで、Androidはもう少し先になりそうとのこと。
https://www.gizmodo.jp/2019/08/googlemap-update-sharevehicle.html