シャープが冷たく感じる手袋開発

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20190913/2000020100.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

電機メーカーのシャープが、ひんやりと冷たく感じるスポーツ用の手袋を作りました。
得意とする液晶技術の研究で開発した温度の上昇を抑える素材を使っているということで、
夏の暑さ対策につながるとアピールしています。

シャープが開発したのは、食品を冷やす保冷剤のような素材で、
温度をプラス28度からマイナス24度までの範囲で自由に設定できるのが特徴です。
シャープが得意とする、液晶技術を研究する中で開発しました。
シャープはこの素材を使って、スポーツ用品大手のデサントなどとともに、
ひんやりと冷たく感じる温度になるスポーツ用の手袋を作りました。
手のひらを冷やすと、体温の上昇を抑えられるため暑さ対策に有効だということで、
会社では、手袋の改良を進め、来年春ごろの商品化を目指しています。

シャープの田村友樹副事業本部長は、
「ことしも非常に暑く、熱中症対策は深刻な社会問題にもなっている。解決策として提供したい」
と話しています。

09/13 16:01