知事 被災者に県営住宅提供方針

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190915/1000036188.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

千葉県の森田知事は、台風15号で住宅に大きな被害を受けて住み続けるのが難しい人を対象に、
無償で県営住宅を提供する考えを示しました。

千葉県に大きな被害を出した台風15号について千葉県は15日、4回目の災害対策本部会議を開きました。
このなかで森田知事は、「限界にきている被災者の混乱と落胆を思うと、心が痛む。
被災者の気持ちを十分に考えて乗り越えなくてはならない」と述べました。

その上で、被災した人たちに県営住宅を提供する考えを示しました。
対象は住宅が大きな被害を受けて引き続き住むのが難しい人で、当面の間、千葉市や芝山町など
県内の7市町にある県営住宅16戸分を提供し、今後、戸数を増やす方針だということです。

入居期間は原則6か月間で家賃と敷金、駐車場使用料金が免除されます。
光熱費や水道代は自己負担だということです。

このほか災害対策本部会議では停電の影響について、県の担当者から停電が続く中、
高齢者と障害者の入所する福祉施設からこれまでに39人が熱中症の疑いで救急搬送され、
33人が入院中であることや、3連休明けの17日以降も休校や
授業時間を短縮する学校があることなどが報告されました。

09/15 15:42