2019年9月17日 14時35分
ブタの伝染病、豚コレラが関東地方でも確認されるなど感染の拡大が続いていることを受け、江藤農林水産大臣は17日の閣議の後の会見で、ブタへのワクチンの投与を検討する考えを示しました。
豚コレラは去年9月、国内では26年ぶりに岐阜県で確認されたあと、東海地方を中心に感染が相次ぎ、13万頭余りのブタが殺処分されました。

13日には、ブタの飼育頭数が多い関東で初めてとなる感染が埼玉県で確認され、17日朝も埼玉県内の別の養豚場で新たに確認されるなど、感染の拡大に歯止めがかかっていません。

これについて、江藤農林水産大臣は17日の閣議のあとの記者会見で「地域を限定した形でのワクチン接種の可能性も含めて、専門家の意見を聞き、私の責任で決断したい」と述べ、ワクチン投与を検討する考えを示しました。

地域を限定してブタへのワクチンの投与が実施されると、その地域から豚肉の輸出ができなくなるおそれがあるほか、その地域の中で豚肉を消費することが求められます。

また、アジアでより感染力が強いアフリカ豚コレラが広がり、韓国でも確認されたことについて、江藤大臣は「アフリカ豚コレラにはワクチンはなく、国内に入ると日本の養豚業の崩壊につながりかねない大変な事態だ。空港や港での検疫を含め対応を強化したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/amp/k10012085701000.html
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