https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/k10012085001000.html

千葉県内で依然として約6万3000戸で停電(17日午後5時半)
2019年9月17日 17時52分生活影響

台風15号の影響で千葉県では、依然としておよそ6万3000戸で停電が続いています。千葉市の若葉区など一部の地域では東京電力の見通しより復旧が遅れていて、速やかな復旧が求められます。

東京電力によりますと、千葉県では17日午後5時半の時点でおよそ6万3000戸で停電が続いています。

停電の戸数を自治体別にみると、▽山武市が7500戸、▽南房総市が7100戸、▽八街市が6100戸、▽富津市が5500戸、▽市原市が4900戸などとなっています。

17日はこれまでに印西市で復旧したということですが、一部の地域では東京電力の見通しより復旧が遅れています。

このうち、千葉市の若葉区について、東京電力は16日までに停電戸数はおおむね100戸未満に減少するという見通しを示していましたが、倒木などを撤去する作業に時間がかかっていて、依然として500戸が停電しています。

また、地域によっては一時的に停電の戸数が増えることがありますが、東京電力によりますと、一度電気が送れるようになったあとでも、電線に小さな傷が残っていたり倒木などがあったりした場合には再び停電する可能性もあるとしています。

東京電力は、これまで復旧が今月27日までかかる地域もあるという見通しを示していますが、17日中に改めて復旧の見通しを示したいとしています。

また、今回の台風15号では各地で建物の被害が大きく、停電の復旧に伴って破損した電気配線などから火が出る「通電火災」が起きるおそれがあります。

東京電力では、停電している住宅では長時間外出する際にはあらかじめ電気のブレーカーを切っておくなどして、注意してほしいと呼びかけています。

停電に関する情報は、東京電力のホームページで確認することができます。ホームページのURLは次のとおりです。

http://teideninfo.tepco.co.jp

東京電力は、公式ツイッターでも復旧状況などを発表しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/K10012085001_1909170848_1909170850_01_02.jpg