定職に就いて収入があるように見せかけ、住宅ローン8千万円を借りたとして、兵庫県警捜査2課と灘署は17日、詐欺の疑いで、同県芦屋市涼風町の税理士の男(39)と、妻の無職の女(30)=いずれも中国籍=を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀し、2018年2月22日ごろ、金融機関「日本住宅ローン」(本社・東京)の兵庫県内の支社で、女が定職に就いていると虚偽の内容を記載した借入申込書や偽の給与証明書などを提出し、融資金を女の口座に振り込ませた疑い。

 同署の調べに対し、男は容疑を認め、女は「今の時点では、まだ言いたくない」と話しているという。

2019/9/17 20:30 神戸新聞NEXT
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