10月の消費税増税前の買いだめや、増税後の低価格帯への需要シフトを狙って、ビール大手各社が主力商品を増産し、まとめ売りや景品付きといった販売戦略を打ち出している。

 キリンビールは、ビール類全体の9月の生産量を前年比で約2割増産。「本麒麟」は生産を約8割増やした。

 サントリービールも「金麦」シリーズを9月に約2割増産するほか、2ケース(48本)単位でのまとめ売りも積極的に展開。

 アサヒビールは主力ビール「スーパードライ」の缶商品を2割増産し、ケース単位でまとめ買いする人に対し、景品も用意した。

 サッポロビールも主力の「黒ラベル」ブランドを約2割増産した。

2019/9/19 18:46 (JST)
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