https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190919/k10012089811000.html

停電で牛が死ぬなど各地の酪農で被害 千葉
2019年9月19日 17時51分生活影響 停電

千葉県内では台風15号による停電の影響で施設の冷却設備が動かず、牛が死ぬなど各地の酪農で被害が出ていて、県は状況の把握を進めています。

千葉県によりますと、台風による停電の影響で牛舎の冷却設備や飲み水をくみ上げる電気ポンプが動かずに牛が死んだり、出荷先の工場などが牛乳を受け入れられないためやむなく廃棄したりと、深刻な被害が相次いでいます。

このうち木更津市にある牧場では29頭の水牛を飼育していて、絞った牛乳でチーズを生産しています。

しかし停電の影響で牛舎の送風機などが動かず、多くの牛が体調を崩したうえ、大部分の冷蔵庫が使えず、100リットル以上の牛乳を処分したということです。

停電は続いていますが、19日午後になって電力会社の電源車2台がようやく配置され、牛舎などに電気がとおりました。

牧場では設備の点検作業を行い、20日から本格的にチーズの生産を再開させる予定です。
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