【フォーエバー21】来月末に日本撤退 「売り上げ不振で赤字」米本国では破産準備の報も

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/k10012098021000.html

フォーエバー21 来月末に日本撤退 「売り上げ不振で赤字」
2019年9月25日 14時48分

アメリカのファストファッションの「フォーエバー21」は、来月末に国内14のすべての店舗を閉店し、オンラインストアも閉鎖することを発表しました。日本から完全に撤退することになります。

これは、「フォーエバー21」の日本法人が25日、会社のホームページで発表したもので、来月末に国内14のすべての店舗を閉店し、オンラインストアも閉鎖することになりました。

アメリカのロサンゼルスが発祥のフォーエバー21は、2009年に日本で最初の店舗となる原宿店をオープンしました。

低価格で最新の流行を取り入れたデザインが若者に人気となり、大阪や福岡など大都市圏を中心に店舗を展開し、2017年には全国で22店舗まで拡大させました。

しかし、ほかのファストファッションやネット通販などとの競争が激しさを増す中で、おととしには原宿店を閉めるなど閉店が相次ぎ、現在は新宿や渋谷、大阪、福岡などにある14店舗となっています。

会社は日本から完全に撤退する理由として「売り上げ不振により日本の事業は数年来、赤字を計上してきたため」と説明しています。

アメリカの一部メディアによりますと、フォーエバー21のアメリカ本社が破産法の適用の申請を準備しているということで、厳しい経営状況が伝えられていました。
(リンク先に続きあり)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/K10012098021_1909251112_1909251113_01_03.jpg