茨城 家族殺傷事件 夫婦の傷 上半身に集中 肺に達する深い傷も
2019年9月25日 12時06分

23日、茨城県境町の住宅で夫婦が殺害され、子ども2人もけがをした事件で、殺害された夫婦の傷は上半身に集中していて、中には肺に達するほどの深い傷もあったことが、捜査関係者への取材で分かりました。

23日、茨城県境町の住宅で、この家に住む会社員の小林光則さん(48)と妻でパート従業員の美和さん(50)が殺害され、中学生の長男(13)と、小学生の次女(11)も足を切られるなどして重軽傷を負いました。

これまでの調べで、小林さん夫婦の死因は、胸や首を刺されたことによる失血死だったことが分かっていますが、その後の調べで、傷は上半身に集中していて、このうち光則さんには肺に達するほどの深い傷があったことが、捜査関係者への取材で分かりました。

また2人には、抵抗した際にできる「防御創」と呼ばれる傷もあったということです。

警察は、凶器の特定を進めるとともに、強い殺意を持って執ように切りつけたとみて、詳しい状況をさらに調べています。

この事件で境警察署の捜査本部は、フリーダイヤルを設置し情報提供を呼びかけています。

番号は(リンク先に電話番号あり)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/k10012098141000.html