大村秀章 (@ohmura_hideaki)さんが3:43 午後 on 金, 9月 20, 2019にツイートしました。
A提案説明の中で、現在、名古屋市内と豊田市内で開催中の「あいちトリエンナーレ2019」について触れ、その企画の一つで、8月4日から中止させて頂いている「表現の不自由展・その後」の展示に関する一連の経緯等について、以下のとおり申し上げました。

https://twitter.com/ohmura_hideaki/status/1174937162506092544?s=03


(省略)

9月17日に開かれた第2回会議では、合計26人への精力的なヒアリングを踏まえて、事実関係を検証し、「これまでの調査からわかったこと」という資料1をとりまとめ、各委員が分担して説明されました。その中の「4 事実関係の整理とヒアリングからわかったこと」という部分(P42)では表現の不自由展・その後」の作家と作品キュレーション体制について、このような指摘がありました。これによりますと、

1 芸術監督と不自由展実行委員会で作品を選定。
2 大浦氏の新作映像作品の存在は、直前まで事務局にもキュレーターチームにも知らされていなかった。
3 企画段階から、キュレーターチームの参画はほとんどなかった。
4 不自由展には、担当キュレーターはあてられなかったため、専門キュレーターによるキュレーションはされなかった。
5 芸術監督は自分で推した4人の作家と直接準備のためのやりとりをしていた。
6 不自由展実行委員会と作家の間の取り決め連絡等は、必ずしも円滑ではなかったと思われる。(作家等へのインタビューによる)

ということでありました。
即ち、少女像と並んで問題とされた大浦氏の新作映像作品、昭和天皇とおぼしき写真をコラージュした絵を焼く映像作品です。
その存在は、県庁には事前に一切協議・相談が無く、言わば勝手に持ち込まれたとも言えるもので、県庁職員が映像内容を確認したのは、作品が協議もなく現場に設置された内覧会の前日の7月30日でした。
 また、会長である私がネット上で一部画面を断片的に確認したのが、展示を、中止後の8月4日(P44)でありました。極めて遺憾なことであります。
 また、県との関係については、P43、P45、P55、P56に記載があります。即ち、

1 会長としては、これまで3回のトリエンナーレと同様に、企画展示の内容については極力専門家である芸術監督に委ねるべきと考えていた。
さらに、知事としても、金は出すが口は出すべきでないと考え、また、憲法上の「検閲」にあたるような行為はよくないと考えていた。

2、ただし、会長として、少女像の実物展示があることについては、安全上の危惧をし、芸術監督に対し、「少女像は何とかならないか、やめてくれないか」、「少女像は、実物ではなくパネルにならないか」、「写真撮影は禁止に出来ないか」といった懸念を伝えた。(6月20日)

3 しかし、不自由展実行委員会側には、少女像の展示はするという強い意向があったので、芸術監督は、写真撮影禁止、又は入口付近からの写真撮影のみ許可し、SNSへの掲載禁止での対処する意向を事務局経由で会長に伝えた。(7月8)

4 会長は、事務局を通じて、芸術監督に対し、再度少女像展示はやめてもらえるよう考え直してくらないかと伝えるとともに、写真撮影禁止とSNS投稿禁止を、芸術監督と不自由展実行委員会の連名で掲示するよう協議を指示した。(7月11日)

5 これに対し、不自由展実行委員会は、写真撮影は禁止出来ないが、SNS投稿禁止については、あいちトリエンナーレ実行委員会、芸術監督、不自由展実行委員会の3者連名で掲示することを了承した。(7月19日)
・会長は、先述のとおり、何度も見直しを提案した。しかし、政治家であるため、検閲にならないよう留意した。

ということでありました。

(省略)

全文はこちら
https://i.imgur.com/192lFDx.jpg
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https://i.imgur.com/d4QeDKD.jpg
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