https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190927/k10012101661000.html

台風15号の影響による千葉県の停電について、菅原経済産業大臣は27日の閣議のあとの記者会見で
「おおむね復旧できたとの報告を受けた」などと述べ、倒木や土砂崩れなど復旧が困難な場所を除いて
大規模な停電からおおむね復旧したという認識を示しました。

このなかで菅原大臣は、千葉県での大規模な停電について東京電力が27日までにおおむね復旧させる
見通しを示していたことについて「今月13日の時点ではおよそ20万戸停電が残っていたがその後、
きょうまでにおおむね復旧できたという報告を受けている」と述べたうえで、27日夕方に東京電力が
正確な状況を発表することを明らかにしました。

そのうえで菅原大臣は、地域によっては大規模な倒木や土砂崩れによって復旧が困難な場所が
23か所残っていて、こうした地域では電源車などで対応していると述べました。

また、高圧線が復旧しても低圧線や住宅への引き込み線に被害が出ている影響で、合わせて71戸で
工事が必要になっているとして「発電機や電気自動車などを使って生活に支障がないようにしている状況だ」
と説明しました。