秋田県横手市の県立増田高校農業科学科の3年生10人が作るリンゴパンが、物産展で試験販売されることになった。

市と同校が結ぶ連携協定で取り組む「ティーンズ地域活性化プロジェクト」の一環で、高橋大市長が26日の記者会見で発表した。

 高校生の若い発想力を生かした商品開発や販売を地域の活性化に役立てるのが狙い。商品化や販売に当たっては、県内在住のデザイナーらの協力を得た。

 生徒たちは10月26、27両日にJR秋田駅、11月16日に仙台市でそれぞれ開かれる物産展で自らリンゴパンを販売する。

生徒の一人、佐藤海斗さんは「リンゴパンを通して高校生に農業への関心を持ってもらいたい。地元リンゴ農家を応援したい」と話している。

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